相続登記と不動産相続のご相談
相続が発生した場合、不動産の名義変更、遺産分割協議、相続登記、売却、管理など、状況に応じて必要な手続きが変わります。
特に不動産がある相続では、相続人の確認、戸籍の収集、遺産分割協議書の作成、登記手続き、売却時の税金確認などを整理して進める必要があります。
当社では、司法書士、税理士などの専門家と連携し、相続不動産の名義変更から売却、管理まで一体的にサポートします。
相続手続きは、相続人の人数、不動産の有無、遺言書の有無、売却予定の有無によって進め方が変わります。まずは現在の状況を整理し、必要な手続きを確認しましょう。

相続とは
相続とは、亡くなられた方の財産上の権利や義務を、配偶者や子などの相続人が包括的に引き継ぐ手続きです。
預貯金、不動産、株式などのプラスの財産だけでなく、借入金、未払金、保証債務などのマイナスの財産も含まれるため、まずは財産内容を整理することが大切です。
現金、預貯金、土地、建物、マンション、借地権、賃貸中の不動産、自動車、株式などを確認します。借金や未払金がある場合には、相続放棄や限定承認の検討が必要になることもあります。
戸籍を集めて相続人を確定し、財産目録を作成します。そのうえで、遺言書の有無を確認し、必要に応じて遺産分割協議、相続税申告、相続登記、預貯金の解約・名義変更を進めます。
相続放棄や限定承認は、相続開始を知った日から3か月以内に判断する必要があります。また、相続税の申告が必要な場合は、原則として10か月以内に申告・納税を行います。
不動産を共有で相続すると、売却や建て替えの際に全員の同意が必要になり、将来のトラブルにつながることがあります。遺留分や家族関係にも配慮しながら、誰が取得するのか、売却するのかを早めに整理することが大切です。
不動産を相続した場合
不動産を相続した場合、まず登記名義、固定資産税評価額、利用状況、共有者の有無を確認します。
相続登記は義務化されているため、期限内に名義変更を行う必要があります。
空き家として保有するのか、売却するのか、賃貸に出すのかによって、税金、管理費用、修繕、売却時の特例など、確認すべき内容が変わります。
登記事項証明書で名義や権利関係を確認し、固定資産税課税明細書や評価証明書で評価額を確認します。共有名義、境界、抵当権の有無も早めに整理しておくことが大切です。
固定資産税、管理費、修繕積立金、建物管理などの負担が続きます。空き家のまま放置すると、管理不全や固定資産税の負担増につながる可能性があります。
売却価格だけでなく、譲渡所得税、相続税との関係、空き家の3,000万円控除などの特例が使えるかを確認します。売却時期によって税負担が変わることもあります。
家賃収入、修繕費、管理委託費、入居者対応を確認します。賃貸需要や収支を見たうえで、売却するのか、保有して活用するのかを判断することが大切です。


遺産分割協議
遺言書がない場合や、相続人全員で財産の分け方を決める場合には、遺産分割協議を行います。
不動産を誰が取得するのか、売却して分配するのか、共有にするのかを慎重に整理する必要があります。
相続人同士のトラブルを防ぐためには、生前に公正証書遺言を作成し、不動産や金融資産を誰にどのように承継させるのかを明確にしておくことが有効です。
遺言書があれば、相続発生後の手続きや分配方針が整理しやすくなります。万が一、相続人全員が内容に納得できない場合でも、その内容を前提に遺産分割協議を行うことで、話し合いの方向性を決めやすくなります。
相続登記
相続登記とは、亡くなられた方名義の不動産を、相続人名義へ変更する登記手続きです。
相続登記をしないままにしておくと、売却や担保設定ができないだけでなく、次の相続が発生した際に手続きが複雑になることがあります。


相続不動産の売却・管理
相続した不動産を利用しない場合、売却、賃貸、管理、解体などの選択肢があります。
故人が不動産を個人で管理していた場合、修繕積立金の不足、建物の維持管理不足、賃貸借契約書の未整備などが相続後に判明することがあります。
そのため、相続した直後に修繕対応、賃貸借契約の再作成、入居者対応、管理体制の見直しが必要になる場合があります。
また、相続時に空き家になっていた場合には、固定資産税や管理費用の負担が続くだけでなく、相続税評価や売却時の特例適用にも影響することがあります。早い段階で売却、賃貸、管理の方針を整理することが大切です。
ご相談から手続きまでの流れ
相続人、不動産、遺言書の有無、売却希望などを確認します。
戸籍、住民票、固定資産税資料、登記簿などを整理します。
相続登記、遺産分割協議書、名義変更の内容を確認します。
売却、賃貸、管理、解体など必要な対応を進めます。

相続の相談時に確認したい主な内容
相続手続きでは、相続人、財産内容、不動産の状況、遺言書の有無を整理することが重要です。